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協会行事


  全国自給飼料生産コンクール / 実施要領

第1 趣旨

家畜生産の安定的な発展を図るためには、生産コストの大宗を占める飼料費の低減を図ることが重要であり、自給飼料基盤に立脚した生産構造への転換が必要となっている。

特に近年の新興国における飼料穀物需要の高まり、アメリカ等におけるエタノール需要の高まりを背景としたトウモロコシ価格の高騰、為替相場の変動等による価格の不安定化に対応し、安定的な畜産経営を営むためには飼料自給率の向上が喫緊の課題となっている。

このため、一般社団法人日本草地畜産種子協会は、全国自給飼料生産コンクール(以下「コンクール」という。)を開催し、自給飼料の効率的な生産及び利用技術並びに放牧等の環境に調和した持続的な生産・経営方式等優秀な事例を全国から選定・表彰し、これを広く紹介することにより、畜産経営における飼料基盤の重要性を啓発し、畜産農家の経営の安定に資するものとする。

第2 開催者

このコンクールは、一般社団法人日本草地畜産種子協会(以下「草地協会」という。)が開催する。

第3 コンクールの実施
1 参加資格
原則として1ha以上の面積で飼料作物の生産又は利用をしている畜産農家及び耕種農家並びに飼料生産受託組織を含む団体又は法人とする。
2 出品財
本コンクールの出品財は、永年牧草の部と飼料作物の部からなる飼料生産部門及び放牧部門の2部門における技術・ほ場とし、そのほ場面積は、多年生飼料作物(永年牧草)が生産・利用された場合にあっては1区画50a、単年生飼料作物が生産・利用された場合にあっては1区画10a以上とする。
3 出品申込み手続き
  1. (1) 参加者の出品申し込みは、1人1点以内とする。
  2. (2) 参加者は、別紙様式1号の出品申込書に必要書類を添付して、都道府県又は都道府県の区域を地区とする粗飼料の生産振興等に関する団体(以下「都道府県等」という。)に申込むものとする。
  3. (3) 都道府県等は、出品財について第4の2に定める審査規程の審査項目を準用して優れた出品財を選定し、これを草地協会に推薦する。
    なお、推薦にあたっては、当該年度の6月15日までに草地協会に出品申込書を提出するものとする。
  4. (4) 都道府県等が推薦する出品財については、都道府県内において自給飼料生産に関するコンクールを開催する都道府県等にあっては、その入選者のうちから推薦することとし、また、このコンクールを開催しない都道府県等にあっては、農業改良普及センター、試験研究機関、家畜保健衛生所等の推薦を受けた者を推薦することができるものとする。
第4 審査
1 審査の方法
草地協会は、学識経験者等を委員とする審査委員会を設置し、2の審査規程に基づき、都道府県等より提出された別紙様式1号の調査票による書類審査を行うとともに、必要に応じて現地審査を行い、第5の1の各賞を選考する。
2 審査規程
(1)審査対象
審査の対象となるのは、第3の3の出品申込み手続きにより、申込みのあった第3の2の出品財とする。
(2)審査項目
審査は、次の項目によるものとし、これらの項目の成績を総合的に勘案して評価するものとする
  1. 1)経営の先進性、合理性、収益性
  2. 2)飼料の自給率(畜産業を営む者及び公共牧場に適用)
  3. 3)収量又は牧養力
  4. 4)生産物の品質
  5. 5)生産コスト
  6. 6)労働生産性
  7. 7)飼料生産技術又は放牧技術
  8. 8)家畜排せつ物の適正なる処理及び利用(畜産業を営む者及び公共牧場のみに適用)
  9. 9)経営意欲、創意工夫、地域に対する貢献度 等
第5 表彰の区分と種類
1 表彰
表彰は、原則として飼料生産部門の永年牧草の部と飼料作物の部の2部、及び放牧部門の1部の計3部から選定することとする。
最優秀賞
農林水産大臣賞 (3部の中から1点)
優秀賞
農林水産省生産局長賞 (3部から各1点)
協会会長賞
草地協会会長賞 (3部から各1点)
ただし、優秀賞、会長賞については、いずれかの部において該当する出品財がなく、他の部に該当する出品財がある場合は、当該部から表彰することとする。また、このほか、協会会長賞に準ずる出品財がある場合には、協会会長特別賞を交付することができるものとする。
なお、このコンクールは、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が共催する「農林水産祭」に参加予定である。
2 夫婦連名の表彰
次に掲げる基準のいずれかに該当し、かつ経営主の配偶者の貢献度が高いと認められる場合にあっては夫婦連名で表彰することができる。ただし、農林水産祭参加の農林水産大臣賞に限る。他の賞にあっては農林水産大臣賞に準ずるものとする。
  1. (1) 家族経営協定を締結していること。
  2. (2) 推薦書等において経営主の配偶者の作業分担、従事日数等が概ね5割に達していると確認できること。
  3. (3) 農業改良普及センター又は農林漁業についての類似の普及指導組織等による意見書が添付されていること。
第6 その他

本要領に定めるもののほか、本コンクールの開催につき必要な事項については、別に定めるものとする。

<参考> 自給飼料生産コンクールに係る出品財と飼料作物の種類及び参加資格者
出品財 飼料作物の種類 参加資格者
部門
飼料生産
部門
(1)永年牧草の部 永年性牧草の草地及び
そのサイレージ、乾草等
畜産農家等の畜産経営体、
コントラクター、
公共牧場等の永年牧草地の
管理(作業受託を含む)
・利用を行うもの
(2)飼料
作物の部
(単年生の飼料作物)
青刈りトウモロコシの生産
ほ場及びそのサイレージ等
青刈りソルガムの生産ほ場
及びそのサイレージ等
イタリアンライグラス等の
単年生牧草・飼料作物の生産
ほ場及びそのサイレージ、
乾草等
飼料稲の生産ほ場及び
稲WCS等
耕種農家等の耕種経営体、
畜産農家等の畜産経営体、
コントラクターなどの
飼料稲及び飼料用米の
栽培管理・収穫調製
(作業受託を含む)、
並びに利用を行うもの
飼料稲の生産ほ場及び
飼料用米
(3)放牧部門 永年性の牧草地及び
単年生飼料作物作付地
への放牧
畜産農家等の畜産経営体、
公共牧場等永年牧草地の管理
及びその運営を行うもの

※ (1)~(3)は出品部門をあらわす。

出品部門と出品者及び必要書類