放牧の仲間たち 北海道 春日牧場

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春日牧場

「春日牧場は北海道・幕別町で和牛の繁殖を行なっています。 人と牛がひとつの家族のように暮らし、牛は大地で伸び伸び健康に育っています。

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春日牧場

北海道幕別町にある春日牧場は、母牛50頭、育成牛30頭を飼育する和牛の繁殖牧場です。 一年を通じて全頭、親子周年放牧を行なっています。放牧地は総面積29ha。野草地は8ha。 オーチャードグラスやチモシー、クローバーなどの牧草を食べて牛が健康に育っています。 牧場主は春日純生さん。春日さんが放牧で牛を育てる1番のこだわりは牛との信頼関係を築くということ。「人と牛の信頼関係が健康な牛を育てる」がモットーです。人と牛が対等の立場であり続けることによって、互いに心を許しあうと言います。そのため、春日さんはお昼ごはんも牛と一緒。牛が草をはむ側でお弁当を食べています。牛の健康にも配慮を欠かしません。牛のお腹が冷えないように、熱を持った完熟堆肥の上に藁を敷いて敷料にしたり、冬は水ではなくぬるま湯を与えるなどしています。 春日牧場の牛は、放牧でストレスなく元気に育つことから、肥育農家に行ったあとも食い負けせずにしっかりと育つと高い評価を得ています。 春日さんの愛情を受け、放牧でのびのび元気に育つ牛たちの様子をご紹介します。