資料館 牧場の仕事−3
牧場では、牛の世話だけでなく、次のような仕事もしています。

牧草地での仕事
「よいミルクは、よい牧草から」といわれるほど、栄養分のある青草やほし草は、牛にとってとてもたいせつなものなのです。よい牧草をつくるための仕事は、牧草がのびはじめる前に、肥料(ひりょう)をまいたり、雑草(ざっそう)を取ったりすることから始まります。牧草がのびて、ほが出るころ、牧草をかり取り始めます。同じ牧草地では、のびてきた牧草を1年に2〜3回、かり取ることができます。かり取った牧草は、あまいかおりのする、よいほし草になります。

飼料(しりょう)畑での仕事
飼料畑では、牧草のほかにデントコーン《えさにするとうもろこし》を植えます。デントコーンは、葉もくきも実もいっしょにかり取り、細かくきざんで、サイロに入れてはっこうさせ、サイレージをつくります。
かり取った牧草をまとめる仕事
たい肥(ひ)場での仕事
牛のふんをじゅうぶんにはっこうさせると、においのしない、さらさらのたい肥ができます。このたい肥は、畑などにまいて作物の肥料にします。残ったたい肥は、近所の農家などに分けたりします。
たい肥づくりの仕事
資料館のはじめのページへもどる
dotline495 前のページ