飼料用稲|つきあやか、ミナミユタカ

作物 飼料用稲
品種 つきあやか、ミナミユタカ
栽培地 葦北郡芦北町
栽培者 熊本県 2
栽培面積/a 30(20+10)+30
播種量/10a 3
播種日 2022年6月6日
調査日 2022年8月25日、9月10日
収量/10a/kg① 生草/つきはやか①2,711.1 ②3,099.8
乾物/つきはやか①866.5 ②762.6
乾物率%/つきはやか①32.1 ②24.6
収量/10a/kg② 生草/ミナミユタカ(比較)5,474.1
乾物/ミナミユタカ(比較)1,257.1
乾物率%/ミナミユタカ(比較)23.0
栽培概況 気象・生育・展示 ・地域において耐倒伏性及び嗜好性に優れた品種と判断し栽培展示した。試験区、対照区ともに育苗は外部委託で実施。移植時の苗齢に対し苗丈が長く、やや徒長気味の苗であった。例年より早い梅雨明けとなったが、生育期間中の水管理は適正に行われており、台風の影響を受けることなく、生育は順調であった。適宜駆除を実施し、雑草による生育への影響は無かった。「つきはやか」①について、出穂後から籾枯れが発生し、ほ場の8割においてコブノメイガの発生も確認した。「つきはやか」は、「ミナミユタカ」より粗タンパク質、でんぷん、TDNが高い結果であった。出穂日から収穫日まで間を置くほうがでんぷんが高い値となった。極短穂型品種の特徴である穂が短く、茎葉に栄養が蓄積していることが考えられた。「つきはやか」は普段給与している「ミナミユタカ」と比較して、嗜好性に大きな差はみられず、飼料分析の結果から栄養価が高いことは分かった。「つきはやか」のような栄養価が高いものより草量の多い「ミナミユタカ」のようなWCSを求めているため、当牧場の給与飼料にはそぐわないところがある。栄養価が高いため、乳牛のTMR原料に良いと思われる。
撮影図
  • 飼料用稲|つきあやか、ミナミユタカ
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