オーチャードグラス|まきばゆうか

作物 オーチャードグラス
品種 まきばゆうか
栽培地 南房総市
栽培者 千葉県 2
栽培面積/a 50
播種量/10a 3
播種日 2022年10月29日
調査日
収量/10a/kg① 生草/
乾物/
乾物率%/
収量/10a/kg②
栽培概況 気象・生育・展示 ・新品種を導入し展示して地域の飼料増産の普及につなげる。1番草:令和4年秋~令和5年春にかけて、生育は概ね良好であった。雑草の侵入は多少あったが、病害虫発生は特に認められなかった。収獲は令和5年5月を予定していたが、茎だけが伸び、葉は下の方で寝たような形になっていたため、機械で収穫を行う場合は収量が著しく下がると考えられた。そこで刈払い機で刈取り、生草を牛に給与することを考えたが、その時分に不幸があったため収穫に手が回らなくなり、収穫適期を逃した。夏に入り、1番草は有害獣のキョンに食べられ、収穫は不可能であった。2番草:キョンに食べられた後またオーチャードグラスが再生してきたが、2番草もこれからキョンに食べられてしまうことが予想される。オーチャードグラスを播種した圃場は人通りがない山の中であり、獣害防止のための電気柵を設置したいところだが、電気柵を設置する費用を捻出することは経営的に不可能である。グラス類はトウモロコシ、ソルガムと比較するとイノシシの獣害が少ないことが利点だが、山の方にある圃場だとキョンやシカの心配をしなければならないことがわかった。2番草に期待しているため様子を見るが、収穫については期待できないと思われる。
※この展示ほ場に用いた種子は農研機構より提供されたものです。
撮影図
  • オーチャードグラス|まきばゆうか
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