フェストロリウム|東北1号
作物 | フェストロリウム |
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品種 | 東北1号 |
栽培地 | 東蒲原郡阿賀町 |
栽培者 | 新潟県 1 |
栽培面積/a | 100 |
播種量/10a | 3 |
播種日 | 2021年9月22日 |
調査日 | 2021年6月10日、7月28日、9月20日 |
収量/10a/kg① | 生草/①1,325 |
乾物/①207 | |
乾物率%/①15.6 | |
収量/10a/kg② | 生草/②1,371 ③541 |
乾物/②181 ③62 | |
乾物率%/②13.2 ③11.5 | |
栽培概況 気象・生育・展示 | ・地域において作付事例がなく、また耐湿性及び初期生育に優れた品種であることから、一部に排水不良地があり雑草対策に苦慮している当該草地に有効と判断し栽培展示した。播種後の初期生育は良好で、越冬前までに15㎝程度の生育量を確保。消雪後の生育状況から、当地の積雪に適応した越冬性があることを確認した。乾物収量は450kg/10aと期待していたよりも少なかった。これは、1番草生育期となる5月の降水量が少なく低温傾向であったことも関係すると思われるが、さらなる高収量を確保するためには施肥量を増やす必要があると考えられる。1番草刈取り後の再生は初期生育に比べて弱く、その間に既存雑草が生育・繁茂し、再生草の密度は増えることなく雑草に負けている様子が顕著であった。排水不良地での生育は期待以上であったものの収量性が低かったことから、今後は安定して高収量が期待できる他品種の導入を検討する。 |
撮影図 |
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