飼料用稲|つきすずか

作物 飼料用稲
品種 つきすずか
栽培地 山武郡横芝光町
栽培者 千葉県 2
栽培面積/a 50
播種量/10a 4
播種日 2022年3月19日
調査日 2022年9月30日
収量/10a/kg① 生草/つきすずか5,375
乾物/つきすずか2,034
乾物率%/つきすずか37.9
収量/10a/kg②
栽培概況 気象・生育・展示 ・反収の向上と作期分散による面積拡大による生産量の増加を図るため、当地域の慣行品種との比較展示ほを設置し、収量向上効果と作期分散の可能性を検討する。生草収量については、計測した栽植密度(19.31株/㎡)と、1株当たりの重量(92株調査の結果、1株当たり278.3g)から算出。理論上5トンを超える現物収量となったが、収穫ロール数の実績は、13.2ロール/10aであった。ロール重量は未計量だが、おおむね330kg前後(昨年度例)と考えられる。ほ場条件について、暗渠未施工ほ場であり、排水性が低いため、大型機械による作業全般が難しく、ほ場の均平化、マニュアスプレッダによる家畜ふん堆肥投入等が困難なほ場である。これらの影響と考えられる地力のむらや水位の高低差の発生により、ほ場の一部の領域では、生育のばらつきが確認され、深水となる領域では、スクリミンゴイガイによる食害が若干確認された。当地域の慣行品種と比較した場合、収量においては大きく上回り、収量の向上が見込めることが分かった。また、作期については、慣行品種と比較した場合、当地域では出穂期が1か月程度(29日)遅くなることがわかり、また、収穫可能開始時期(当地域では、水分率が65%を切るおことを収穫開始可能の目安としている)も1か月程度遅くなることが分かり、収穫期を後にずらすことが可能であり、作期分散による面積拡大に取り組むことが十分可能であることが分かった。
撮影図
  • 飼料用稲|つきすずか
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