フェストロリウム|東北1号
| 作物 | フェストロリウム |
|---|---|
| 品種 | 東北1号 |
| 栽培地 | 田村市都路町 |
| 栽培者 | 福島県 2 |
| 栽培面積/a | 100 |
| 播種量/10a | 3 |
| 播種日 | 2021年10月15日 |
| 調査日 | 2022年4月13日、5月23日 |
| 収量/10a/kg① | 生草/①3,720 |
| 乾物/①577 | |
| 乾物率%/①15.5 | |
| 収量/10a/kg② | 生草/②2,150 ③660 |
| 乾物/②344 ③174 | |
| 乾物率%/②16.0 ③26.4 | |
| 栽培概況 気象・生育・展示 | ・新たな草種・品種を導入して展示し地域の飼料増産につなげる。播種が10月15日と遅かったため、越冬前の生育量が確保できるか懸念されたが、発芽状況及び初期生育は良好だった。越冬後は早春の降水量が少なかったため、1番草の初期生育は遅かったが、その後は回復し生育は良好だった(令和4年4月13日:草丈26㎝→令和4年5月23日:草丈100㎝)。生育旺盛で部分的に倒伏は見られたが、病害等の発生は無く、雑草も少ない状態で維持されており、多収で品質も良好だった。2番草、3番草と進むにつれて、再生期の気温が低めに推移したこともあり、再生草の草丈はあまり伸びず、利用1年目としては収量がそれほど多くなかった。全体を通して初期生育が良好で多収であり、雑草の侵入を抑制できることから、本草種・品種への評価は高かった。実際に栽培面積を拡大し栽培・利用している。地域においても、収量性に優れ複数年利用できる草種の要望は高いため、普及性は高いと思われるが、「多年生草種」として、何年程度継続利用できるか、引き続き調査を行い確認する必要がある。 |
| 撮影図 |
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