イタリアンライグラス+エンバク|はやまき18+たちあかね

作物 イタリアンライグラス+エンバク
品種 はやまき18+たちあかね
栽培地 志布志市有明町
栽培者 鹿児島県 18
栽培面積/a 50
播種量/10a イタリアンライグラス3+エンバク5
播種日 2021年10月17日
調査日 2022年2月28日、4月15日
収量/10a/kg① 生草/3,303
乾物/538.4
乾物率%/16.3
収量/10a/kg② 生草/2,405
乾物/416
乾物率%/17.3
栽培概況 気象・生育・展示 ・新品種を導入し展示して地域の飼料増産の普及につなげる。近隣の畜産農家の目につくよう、牛舎近くの道路沿いに設置した。天候の都合等により10月中旬の播種となったため、1回目が3月上旬、2回目が4月下旬の収穫となった。1番草:10月17日播種で3月6日の収穫となった。ロール(120㎝)3.6個/10a。エンバクの「たちあかね」は穂孕期・イタリアンライグラス「はやまき18」は伸長期で、これからスプリングフラッシュが期待される時期であったが、エンバクとの混播であることや、2回目のイタリアンライグラスの収穫を見込んで3月上旬の収穫となった。植え付けが遅くなると年内収穫では収量が見込めない上、春の刈り取り適期の判断の難しさが課題となった。2番草:4月29日の収穫となった。ロール(100cm)2.2個/10a。1番草収穫後のイタリアンライグラスの再生密度が不足している感じであった。植え付け時期と混播時の播種量設定も課題であると感じた。4月29日の2番草収穫時には乾物で10a当たり420kgの収量であった。2回刈り取りで高い収量を目指してイタリアンライグラスとエンバクの混播を行ったが、播種のタイミングが20日以上遅れてしまったことから、2回刈り取り合計で約1,000kg/10aの乾物収量を得られた。植え付け時期・刈り取り時期の調整次第では、更に乾物収量を高めることが期待できる。今後の自給粗飼料増産対策や普及に生かしたい。
撮影図
  • イタリアンライグラス+エンバク|はやまき18+たちあかね

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