フェストロリウム|東北1号
作物 | フェストロリウム |
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品種 | 東北1号 |
栽培地 | 高崎市倉渕町 |
栽培者 | 群馬県 1 |
栽培面積/a | 44 |
播種量/10a | 1.8 |
播種日 | 2021年9月16日 |
調査日 | 2022年5月26日 |
収量/10a/kg① | 生草/2,283 |
乾物/393 | |
乾物率%/17.2 | |
収量/10a/kg② | ― |
― | |
― | |
栽培概況 気象・生育・展示 | ・吾妻地域において牛の嗜好性が高い品種と判断し栽培展示した。専用播種機(ハーバーマット)を利用し9月16日に簡易更新(追播)を実施。9月27日に発芽を確認し、生育過程で株化形成し、葉身の横への広がりを確認。初期生育は良好であったが、追播時は既存牧草の影響により生育が抑制され、その後生育にムラが生じた。病害虫は確認されなかった。収穫前のほ場でイノシシによる被害が確認された。梅雨の影響により晴れた日が続かず刈取りが遅れたが、生育状況は良好で、収量は2,283kg/10aであった。刈取り後に梅雨時期と高温多湿の影響から夏葉枯れ病が懸念されたが、確認されなかった。比較的永年草地が多い吾妻地域では、オーチャードグラス等が主体の草地であるが、栄養価と収量性が高いフェストロリウムを導入することで、栄養価が高く嗜好性の良い良質な牧草生産が期待できる。今後、吾妻地域での品種選択の一つとして、普及の可能性が見込めると考えられる。 |
撮影図 |
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