| 栽培概況 気象・生育・展示 |
・新品種を導入及び展示して地域の飼料増産の普及につなげる。播種から翌年の3番草収穫までの平均気温は、概ね平年を上回って推移した。特に令和7年の6月中旬から7月下旬にかけては平均気温が平年を大きく上回り、降水量は著しく少なかった。7月下旬に至っては、降水量がゼロとなった。播種後の発芽及び定着は良好だった。1番草について、「まきばゆうか」は令和7年5月2日に出穂を開始し、出穂期は令和7年5月9日だった。「夏ごしペレ」の生育も旺盛で、収量は極めて良好だった。2番草について、「まきばゆうか」の生育はやや遅れたものの、「夏ごしペレ」が出穂し、収量は良好だった。3番草について、「夏ごしペレ」の大部分が枯死した。高温・少雨の影響により「まきばゆうか」の生育が遅れたが、栽植の密度が高かったため、2番草と同程度の収量となった。栽植の密度が高かったため、蒸れの影響により1番草、2番草の生育期に軽度の葉枯れが発生した。越夏性及び収量に優れる「まきばゆうか」の初年目の生育や収量は、厳しい暑さの下においても、地域の経年草地の平均的な水準を確保した。平均気温が上昇している昨今において、生産者からの注目が集まる品種であると考えられ、越夏後の翌年1番草の収量等の状況次第ではあるが、今後の利用拡大が見込まれる。 |