イタリアンライグラス|きららワセ
作物 | イタリアンライグラス |
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品種 | きららワセ |
栽培地 | 西伯郡伯耆町 |
栽培者 | 鳥取県 1 |
栽培面積/a | 50 |
播種量/10a | 3.5 |
播種日 | 2023年11月8日 |
調査日 | 2024年5月7日 |
収量/10a/kg① | 生草/2,091 |
乾物/407 | |
乾物率%/19.4 | |
収量/10a/kg② | ― |
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栽培概況 気象・生育・展示 | ・低温伸長性、耐倒伏性に優れる品種特性から、水田裏作の播種遅れにも対応する新品種として地域の飼料作物増産のため栽培展示を行った。調査圃場は水田裏作利用であり、滞水箇所も見られるなど、排水は必ずしも良好ではなかった。播種時期は計画より遅れたものの、低温伸長性は良好であった。排水が悪い圃場では、スズメノテッポウが多く発生していた。特に、冬季の滞水が著しい箇所では、出芽していたイタリアンライグラスが消失する現象もみられた。坪刈調査時は倒伏はみられなかったが、アントシアニンを呈する個体も散見され、追肥量をもう少し増やしたほうが生育を促進できたのではないかと推察された。機械収穫では圃場条件が悪く、収穫不能箇所もあるなど、ロール収量と坪狩収量が大きく乖離していた。今回よりも排水性の良い圃場を使用し、追肥量を適正化すれば、「きららワセ」の能力が発揮されると思われる。 |
撮影図 |
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