飼料用稲|つきことか
作物 | 飼料用稲 |
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品種 | つきことか |
栽培地 | 可児市 |
栽培者 | 岐阜県 3 |
栽培面積/a | 26 |
播種量/10a | 4 |
播種日 | 2024年5月14日 |
調査日 | 2024年10月22日 |
収量/10a/kg① | 生草/4,200 |
乾物/1,365 | |
乾物率%/32.5 | |
収量/10a/kg② | ― |
― | |
― | |
栽培概況 気象・生育・展示 | ・新たな栽培体系(組合せ)を取り入れて地域の飼料増産につなげる。移植後は活着も良く、生育は順調であった。病害の発生は無かった。アザミウマによるカスレが散見されたが、被害は小さく、追加防除は行われなかった。その他病害虫の発生は無かった。草丈が170㎝前後まで伸びたが、倒伏程度は0であった。8月下旬にほ場の一部で徒長する株がみられたが、収穫時期には周りと同等の生育状況となった。収量はロールで14本/10a、換算生草収量4,200kg/10aとなり、飼料作物栽培基準の目標収量(3,500kg/10a)を上回った。主食用米である「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」などの早生・中生品種も栽培しているため、極晩生の「つきことか」を導入することで作業分散が可能であった。また、今年度の高温や病害虫の影響により主食用米の収量が減少したが、「つきことか」は多収となり、リスク分散にも繋がった。草丈が長いことから収穫時にロールベーラーが詰まったため、適応する機械の導入の検討が必要である。生産者は今後の農地の受け入れ・作業委託の増加が見込まれ、WCSの規模拡大の意向がある。 |
撮影図 |
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