飼料用稲|つきあやか、つきはやか

作物 飼料用稲
品種 つきあやか、つきはやか
栽培地 大薮町
栽培者 岐阜県 2
栽培面積/a 50、50
播種量/10a 4
播種日 2023年5月15日
調査日 2023年8月21日
収量/10a/kg① 生草/つきあやか 33,863
乾物/つきあやか 9,441.00
乾物率%/つきあやか 27.88
収量/10a/kg② 生草/つきはやか 24,238
乾物/つきはやか 8,093.07
乾物率%/つきはやか 33.39
栽培概況 気象・生育・展示 ・新たな栽培体系を取り入れて地域の飼料増産につなげる。育苗は5月11日に播種を行い6月中旬に田植えの予定であったが、苗の成長が予定よりも早く、6月5日に徒長気味の苗を定植した。その後は病害虫の発生もなく生育は順調であった。水持ちの悪い水田では、初期除草剤の効きが悪く雑草が発生した。このため、発生後速やかに除草剤を散布したため、発生初期で抑えられた。令和5年度は気温が生育期間を通して高く7月~9月にかけては高温少雨が続いた。実需者の意向等により出穂間もない8月29日収穫となった。「つきはやか」については乳熟期頃、「つきあやか」については出穂期頃であった。収穫前調査では、「つきあやか」については、草丈121.4㎝、稈長90.6㎝、穂長23.2㎝、茎数16.8株であった。「つきはやか」については、草丈115.4㎝、稈長85.6㎝、穂長16.4㎝、茎数16.8株であった。生草収量については、「つきあやか」33,863kg/10a、「つきはやか」24,238kg/10aとなり、「つきあやか」の方が多かった。今回は堆肥のみ(牛糞3,000kg/10a 鶏糞300kg/10a)で栽培を行っており、必要に応じて施肥を行えば更なる収量向上が見込めるのではないかと思われた。栽培品種(つきあやか、つきはやか)は、収量も平均的で縞葉枯病にも強く普及性はあると思われる。
撮影図
  • 飼料用稲|つきあやか、つきはやか
  • 飼料用稲|つきあやか、つきはやか
  • 飼料用稲|つきあやか、つきはやか
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