オーチャードグラス+アカクローバ|きよは+ケンランド

作物 オーチャードグラス+アカクローバ
品種 きよは+ケンランド
栽培地 南房総市
栽培者 千葉県 4
栽培面積/a 70
播種量/10a オーチャードグラス4kg+アカクローバ0.3kg
播種日 2023年10月26日
調査日 2024年5月24日、7月23日
収量/10a/kg① 生草/464
収量/10a/kg② 生草/50
栽培概況 気象・生育・展示 ・新たな栽培体系(組合せ)を取り入れ地域の飼料増産につなげる。播種:10月26日と適期より遅かった。1番草:4月10日草の丈は約20~30㎝であった。排水の悪いほ場で栽培したため、3月上旬から下旬のまとまった雨の影響を受け生育が悪かった。生育初期は雑草の生育が優勢であったが、徐々にオーチャードグラス、アカクローバとも育ち、5月24日に草丈が50~60㎝となり、5月27日に収穫した。ほ場の一部では、前作のイタリアンライグラスが繁茂し、収穫には至らなかった。2番草:ほ場の大半が雑草の生育に負けていた。7月26日に収穫したが、収量はわずかであった。3番草:雑草の繁茂により収穫できなかった。堆肥を散布せず施肥も行わなかったため、土壌養分が不足していた。また3月のまとまった降雨により、ほ場が過湿になり生育が悪かった。さらに、雑草の生育が旺盛で牧草が十分に生育しなかった。播種から約1年後、ほ場においては、オーチャードグラス・アカクローバが再生していた。イタリアンライグラスが繁茂した一部のほ場においては、アカクローバは生えているが、オーチャードグラスは生育が確認できなかった。適正な管理を行えば、オーチャードグラス・アカクローバの混播で収穫可能と思われるため、この栽培体系を取り入れることで飼料増産につながると考えられるが、前作の品目や土壌養分の不足等により一部生育不良であったことから、今後も地域で検討していく必要がある。
※ この展示ほ場に用いた種子は農研機構より提供されたものです。
撮影図
  • オーチャードグラス+アカクローバ|きよは+ケンランド
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