ペレニアルライグラス|夏ごしペレ
作物 | ペレニアルライグラス |
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品種 | 夏ごしペレ |
栽培地 | 伊達市霊山町 |
栽培者 | 福島県 1 |
栽培面積/a | 100 |
播種量/10a | 4 |
播種日 | 2023年10月8日 |
調査日 | 2024年6月8日、8月2日、9月18日 |
収量/10a/kg① | 生草/(一番草)5,760 (二番草)2,040 |
乾物/(一番草)823 (二番草)347 | |
乾物率%/(一番草)14.3% (二番草)17.0% | |
収量/10a/kg② | 生草/(三番草)2,090 |
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栽培概況 気象・生育・展示 | ・福島県内で栽培事例の少ないペレニアルライグラスで、福島県飼料作物奨励品種に指定された新品種「夏ごしペレ」を単播で完全更新し生育状況を調査し地域の飼料増産の普及につなげる。標高約480mの牧草地にて、完全更新及び簡易更新した。生育は順調に推移して、坪刈収量で、一番草は約5t/10a(生草)を記録し、収量性が大変良かった。二番草は、坪刈収量で2t/10a(生草)の収量があった。しかし、令和6年度は異常な猛暑で高温多湿となったため、葉枯れ症状が発生し、品質は低下した。このため、葉枯れ症状について県農業総合センターに照会したところ「葉腐病」が発生したと推察されるとの回答。観察すると、ペレニアルライグラスの密度が濃くなっており、面積に対して、播種量が多すぎたことで高温時に蒸れて葉腐病が発生した可能性が高い。三番草は坪刈収量で2t/10a(生草)の収量があった。しかし、ヒエが広範囲に繁茂したため、夏ごしペレは永続性が困難と判断して、令和6年9月27日にイタリアンライグラスの利用に完全更新した。 |
撮影図 |
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