|
 |
反すうされた草は、どろどろの液(えき)のようになっているので、第1胃には入らずに、第3胃に流れこみます。第3胃では、それをさらに細かくくだいてから、第4胃に送ります。
わたしたちの胃と同じように消化機能(きのう)をもっているのが、この第4胃です。第4胃にある胃液(いえき)で、第3胃から送られてきた細かくくだかれた草を消化します。
そして、栄養を吸収(きゅうしゅう)する腸へと送りだします。第1胃で増(ふ)えたび生物たちも反すうにともなって口にもどされ、最後には第4胃に送られて、
たんぱく質(しつ)として利用されます。こうして、消化されてできた栄養素(そ)は、血液(けつえき)にとりこまれます。
|

|