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生乳(せいにゅう)にふくまれるしぼう分を、乳(にゅう)しぼうといいます。生乳のなかの乳しぼうは、
直径約1〜10ミクロンの、ごく小さなつぶになっています。これが、しぼう球です。
生乳をそっと置いておくと、このしぼう球どうしがくっついて、うかんできてクリーム状(じょう)の層(そう)ができます。
このしぼう球が集まってできたクリーム状のものが、生クリームです。
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生乳のなかのしぼう球が集まってできた生クリームを、ふったりかきまぜたりすると、
バターができます。生クリームのなかのしぼう球が、かきまぜられることで、ぶつかりあって、
しぼう球のまくが破(やぶ)れて、なかのしぼうがくっつきあって、かたまりになります。これを十分に練り合わせたものが、バターです。
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