自給飼料の生産については、畜産農家の高齢化や飼養頭数規模の拡大等により、労働力不足等が急速に進んでおり、飼料生産に係る作業の効率化・低コスト化及び労働負担の軽減が課題となっています。
 このような状況下で、地域農業支援組織であるコントラクターは、畜産農家から飼料作物の生産調整部門の作業等を受託し、安価な飼料生産供給を実現するなど地域畜産農家の経営の安定、発展に重要な役割を担っております。
 従いまして、コントラクターの一層の効率的で安定した管理運営体制の強化が重要視されています。
 本システムでは、上記のようなことを踏まえ、次のような特徴のもとにコントラクターの管理運営をサポートすることとします。
 
   

「集約的な作業計画による効率化の実現」
地図情報を活用ることにより、視覚的でわかりやすい情報管理を実現します。地図情報と契約情報が連動することによって、契約情報を地図上で閲覧しながら集約的な作業計画を立案することが可能です。パソコン画面では、航空写真や地図と作業圃場を重ね合わせ表示することができます。
「わかりやすい作業指示書の作成」
地図付きの作業指示書により、オペレータの現地熟練度に係わらず、迷うことなく作業圃場に到着し、危険設置物(出水栓など)の見落としによる農業機械の破損を回避することができます。

「情報の一元管理による管理業務軽減」

現状の運営管理においては、紙面による委託情報が表計算ソフトウェアにまとめられ、給与計算や決算の度に、改めて計算処理されます。本システムでは、日々の作業日誌の入力により、委託料金や賃金が自動計算されます。


システムは、以下のような4つのステップで処理されます。

各種作業を計画、実施するためには、予め、圃場にかかわる情報(面積、地番など)が必要です。「圃場編集」機能では、@既存データへ圃場情報の登録 A変更 B新規作成 を実行することが可能です 耕作者から申請される農地番号、または地番をもとに、契約情報をまとめます。契約にあたっては、前期契約情報が地図表示されたアンケート用紙を配布・回収することで、契約圃場を容易に特定することも可能です。

   
契約情報に基づき、播種品種の検討や、作業日程を計画します。作業計画にあたっては、作業員が地図を確認しながら話し合うことで、集約的な作業計画を立てることが可能です。
 
作業実施日、作業時間、作業員、作業実施圃場を登録することで、賃金、並びに委託料金が自動計算されます。また、作業日誌を日々登録することで、作業の進捗を確認し、効率的な作業導線の検討が可能です。   

作成日 平成20年2月
作成機関  日本草地畜産種子協会/熊本県畜産協会
お問い合わせ:日本草地畜産種子協会 TEL03-3562-7032