わが国で利用されているソルガム類は、次のように分類されています。
子実型ソルガム
稈長1.5m以下の短稈で、穂や子実の割合が高い。分けつは少なく、再生力は強くない。耐倒伏性に優れ、穂重割合が高いため、栄養価の高いホールクロップ サイレージ用として利用される。
兼用型ソル ガム
兼用型とは子実生産用と青刈・サイレージ用との兼用を意味する。稈長2m前後で、穂は大きく、分けつは少ない。再生力は強くない。概して早生~中生の品種 が多く、耐倒伏性は品種によって大きく異なる。糊熟期刈りによるホールクロップサイレージ用に適する。
ソルゴー型ソルガム
稈長2.4m以上の長稈で、茎が太く、多汁で高糖分の品種が多い。中生から極晩生の品種群。茎葉収量が多く、穂重割合は低いが、青刈り及びサイレージ用に 適している。この品種群のうち糖含量の高いものを糖蜜型ソルガムまたはスウィートソルガムと呼ぶ場合もある。
スーダン型ソルガム
ソルガムとスーダングラスを交配したF1品種群である。中~長稈で、茎がやや細く、分けつは多く、再生力は強い。多回刈り利用に適するが、サイレージ用に も利用できる。
スーダングラス
稈が細く、分けつが極く多い早生~中生の品種群。再生力は極めて良好で、すす紋病抵抗性に劣る品種が多い。茎が多く、多回刈りが容易なため、ロールベール による乾草及びサイレージ利用が増加している。