作り方
1生クリームをビンの高さの約5分の1程度入れます。多すぎるとかき混ぜにくくなります。しっかりとふたをします。ビンの中のクリームを,ビンの壁にたたきつけるように,両手でしっかり持って振り続けます。しばらくすると,ビンの中がもったりしてきて,クリームが泡立ったような状態のものがビン全体に広がってきます。振ってもあまりクリームが動かないような状態になっても振り続けます。
2ビンの中が白っぽくてよく見えなかったのが,急にビンの中が透明に透けて中が見える部分がでてきます。
3大きな薄黄色の塊が,白く濁った液の中に転がっているように見えてきます。ここで,ふたを開けて白い液(バターミルク)をボールに移して,ふたを閉めたらまた振り始めます。白い液が出なくなったら振る作業は終わりです。
4ビンの中に冷たい水を入れてふたをして振ると,水が白く濁ってきます。この水を捨てて,また冷たい水を入れて振ります。こうして,濁りが薄くなるまで2,3回繰り返して,黄色い塊の周りについている白い液を洗い落とします。
5黄色い塊を取り出して,スプーンの背を使って中に含まれている水分を押し出します。この塊は,お菓子を作るときに使われる無塩バターと同じです。さらにバターらしい味にするために,この塊の重さを量って,その重さの1.5パーセントくらいの食塩を加えて練ります。これで,バターのできあがりです。
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