|
牛の特徴は,人間がまったく食べられない草を食べるということです。これは,牛の胃が四つに分かれていて,食べたものを何度も口に戻してかむ反芻(はんすう)によって,草を消化できるからです。その第1胃はルーメンとよばれ,腹の4分の3を占める大きなものです。この中にはたくさんのバクテリアや微生物がいて,草の繊維を分解,吸収し,牛乳成分に変えます。消化された草は,やがて牛の乳や肉になります。
牛の胃の構造
|
 |
|
1 |
第1胃…バクテリアや微生物の働きで,食べたものを分解します。 |
|
2 |
第2胃…ポンプのような役目と水を吸収する働きをします。 |
|
3 |
第3胃…ポンプのような役目と水を吸収する働きをします。 |
|
4 |
第4胃…人間の胃と同じように,消化液が出て微生物を分解します。 |
|
|
 |
母牛はどうして乳を出すのか。
● 生命を大切にする心をもつ
≪1,2年生:道徳≫
● 生命あるものを大切にする
≪3,4年生:道徳≫
● 自他の生命を尊重する
≪5,6年生:道徳≫
牛の体と人の体のつくりにどのような違いがあるのか。
● 体を動かす仕組み
≪3年生:理科≫
牛の循環,消化,吸収,排出などを人間と比べるとどのような違いがあるか。
● 体のつくりと働き
≪6年生:理科≫
|
|