イタリアンライグラス|きららワセ

作物 イタリアンライグラス
品種 きららワセ
栽培地 丹波市
栽培者 兵庫県 2
栽培面積/a 50
播種量/10a 4
播種日 2019年10月06日(日曜日)
調査日 2020年05月08日
収量/10a/kg① 生草/1,500
乾物/375
乾物率%/25.0
収量/10a/kg②
栽培概況 気象・生育・展示 ・新品種を導入し展示して地域の飼料増産の普及につなげる。播種2週間後位からほ場内にシカが侵入し、食害が見られたため、急遽調査用に2×2mの柵を設置した。ほ場全体にシカ食害防止の柵等の設置ができなかったため、食害がない場所の調査を「柵内」、食害がある場所の調査を「柵外」として調査を継続した。収量調査の結果は「柵内」草丈133.6cm、生草収量3,720kg/10a、乾物量930kg/10a。「柵外」草丈85.8cm、生草収量1,700kg/10a、乾物量425kg/10a。「実収」生草収量1,500kg/10a、乾物量375kg/10a。生育期間中、病害虫の発生は見られなかった。また、イタリアンライグラスの生育が進むと、柵外においても食害は低下した。しかしながら、生育初期にシカの食害により②「実収」では生育の遅れが目立った。後作との関係で収穫は1番草のみであったが、倒伏も殆ど認められず、今後の普及性は高いと考えられる。ただし、冬期間は、野生動物の食料となるものが少なくなるため、その時期に作付けられている作物は格好の「エサ」となる。被害防止対策が必要であるが、食害を受けにくい作物への改良も望まれる。
撮影図
  • イタリアンライグラス|きららワセ
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