イタリアンライグラス|はやまき18
作物 | イタリアンライグラス |
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品種 | はやまき18 |
栽培地 | 肝属郡錦江町 |
栽培者 | 鹿児島県 31 |
栽培面積/a | 30 |
播種量/10a | 4 |
播種日 | 2020年10月27日(火曜日) |
調査日 | 2021年3月16日、5月17日 |
収量/10a/kg① | 生草/4,932 |
乾物/557 | |
乾物率%/11.3 | |
収量/10a/kg② | 生草/3,360 |
乾物/608 | |
乾物率%/18.1 | |
栽培概況 気象・生育・展示 | ・肝属南部地域において9月の播種の早まき品種として,高温耐性といもち病抵抗性に優れた品種と判断したことから,地域適応性を確認するために栽培展示する。今回は,圃場の準備状況の遅れや天候の関係で,播種が当初予定の1ヶ月遅れとなった。生育初期にギシギシ(雑草)が出てきたため,ハーモニーによる雑草防除を行った際,イタリアンライグラスの葉先が若干しおれた。2月はじめまでは,草丈25cm程度であったが,2月下旬から急速な伸長が見られた。3/16の初回調査時は,1割出穂始めの状態であった。1回目の収穫日は3月24日。5/17時点では,開花直前であった。また若干茎が太く葉も太い感じであり,下葉が少し蒸れやすい印象を受けた。10a当り乾物収量(2回刈取)は1,165kgであった。肝属郡錦江町の田代地区は,下場(錦江湾沿い)に比べ標高が約200m高い山間盆地に当たることから,気温が下場より3~4度低いと言われている。さらに早まきできる可能性が高い。 |
撮影図 |
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