2.放牧畜産基準(放牧畜産実践牧場の認証)

問2-23 基準にある「処理された家畜ふん尿の散布は適正に行われなければならない」とはどのようなことですか。
(答)
 処理した家畜ふん尿のほ場への散布は、小河川への直接流入や地下浸透による水質汚染の防止に留意する必要があります。   環境負荷とその対策は、条件により違いますが、次のような点に配慮しなければなりません。
  1. 草地への施肥に当たっては、地域の施肥基準を順守し、堆肥・スラリーの施用量と施用時期に留意する。集中的なスラリー散布は望ましくなく、裸地への秋の遅い時期の散布もひかえる。
  2. 傾斜地や河川の近くでのふん尿散布や施肥をひかえる、緩衝地帯を設置するなど、草地の傾斜や周辺河川などの立地条件に配慮する。

なお、スラリー等の河川への流入を防止するためには、いくつかの試験データにより、ほ場の散布場所と河川の間には幅10 m以上の緩衝地帯の設置が望まれます。

[参考]

  • 北海道立農業畜産試験場 家畜ふん尿プロジェクト研究チーム編「家畜ふん尿処理利用の手引き2004」
  • 「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用促進に関する法律」
    ( http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO112.html )