1.放牧畜産基準(総論)

問1-3 この認証制度はどのように利用しますか。 また、この制度の位置づけはどのようなものですか。
(答)
 この認証制度は、放牧を全国的に推進するため、「放牧畜産基準」、「放牧酪農牛乳生産基準」、「放牧酪農乳製品生産基準」、「放牧牛乳生産基準」、「放牧乳製品生産基準」、「放牧子牛生産基準」、「放牧肥育牛生産基準」、「放牧牛肉生産基準」を(一社)日本草地畜産種子協会が定め、趣旨に賛同する生産者が認証を受けることにより制度に参加するという自主的なものです。 これらの基準のうち「放牧畜産基準」は、これから放牧畜産に取り組もうとする生産者も念頭に置いて、順守すべき最低限の基準として設定していますので、すでに先進的に取り組まれている方々には比較的緩やかな基準となっています。先進的な放牧畜産牧場には地域の放牧畜産を先導していただくことを期待して、当該基準に上乗せする形で地域又は各牧場において独自の高い基準を設定していただきたいと考えています。
【解説】

 各地で取り組まれている放牧は、地域の自然条件や経営環境を反映してさまざまな実態がありますが、その取り組みは点的存在に留まり、さらに放牧の基準が明確でないことから放牧に対する理解を妨げたり、混乱を招かないとも限りません。そこで、放牧に取り組む生産者や関係者が受け容れ可能な全国基準を制定し、これに基づいた放牧を普及推進したいと考えています。また、これから放牧に取り組もうとする生産者には、この基準が目標とすべきガイドラインとして利用されることを期待しています。