放牧の仲間たち 北海道 山本牧場

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山本牧場

厳しい自然環境の中で生きるグラスフェッドの牛たちの想い以外何もないまっさらの牛乳。この牛乳を染められるのは、ただ季節の移ろいだけ。大地の香りと風の詩、人間の五感に響く美味しさに触れてみてください。(オーナー/代表取締役 山本照二)

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山本牧場

山本牧場は、道東知床連山の麓、気候風土の厳しい中標津町の養老牛にあります。極寒の北海道の冬、マイナス30度近くの猛吹雪の中で、牧場の牛たちはえさ場の隅で一塊りになって夜を過ごします。夏場の台風では広大な放牧地で強烈な風雨をもろに受けながらも、牛たちは黙々と草を食んでいます。“厳しい環境の中で自由に育てる”というモットーのもと、山本牧場の牛は強烈なバイタリティーを持ち、その生命力が牛乳の味の輪郭を作り上げています。 山本牧場では、農薬と化学肥料を使わずに牧草を育て、夏は放牧草をそのまま、冬は越冬用に保存した草をたっぷり食べさせています。できあがる牛乳には不自然な脂肪臭さがなく、こくがあるのにすっきりした草の香りさえ感じられる自然の風味が生まれます。また、食品安全の立場から輸入穀類ゼロ(及び国産穀類もゼロ)を2010年に実現し、消費者の皆様により安心して手に取っていただけるように有機JAS認証を取得しました。