放牧の仲間たち 北海道 長坂牧場

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長坂牧場

「長坂牧場」は北海道東部の標茶町で、牧草地を永続的に活用した放牧酪農を行う牧場です。

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長坂牧場

長坂牧場は北海道川上郡標茶町にあり、 牧草地を永続的に活用した放牧酪農を行う牧場です。 放牧地はおよそ22ha、牧草を収穫する 採草地はおよそ65haあり、 東京ドーム19倍もの面積になります。 ここで経産牛75頭、育成牛50頭を飼っており、 生後3ヶ月以上の牛はほぼ全頭放牧しています。 放牧期間は5月から11月。 このうち65頭の搾乳牛は16に分けられた放牧地を 短期間に移動させる集約的な放牧を行っています。 搾乳は朝夕の2回。 年間出荷乳量は490tです。 牧草などの粗飼料自給率は100%。 牧草をたくさん食べて健康的に育ちます。 長坂牧場では、放牧して育てた牛の生乳を使って 乳製品を作っています。 2016年にチーズ工房をオープンさせ、 セミハードタイプを主力に6種類のチーズを 作って、販売しています。 牧場主の長坂浩行さんは祖父の代から続く牧場の 三代目経営者です。 北海道ならではの風景を後世に受け継いでいく ことも長坂牧場のこだわりです。