資料館 牛乳(ぎゅうにゅう)の栄養
牛乳の成分 牛乳(ぎゅうにゅう)にふくまれる成分は、水分、乳糖(にゅうとう)《糖質(とうしつ)》、 乳(にゅう)しぼう《しぼう分》、たんぱく質(しつ)、カルシウム、ビタミンなどです。 牛乳のおいしさは、あま味のもとになる乳糖、こい感じのもとになる乳しぼう分、 おいしさのもとのたんぱく質などです。これらの成分は、おいしさを感じさせてくれるだけでなく、 それぞれがとてもたいせつなはたらきをする栄養素(そ)なのです。
たんぱく質…肉や血をはじめ、骨(ほね)、皮ふ、かみの毛など、あらゆる細ぼうをつくるだいじな栄養素です。
乳糖《糖質》…乳糖は、動物の脳(のう)や神経(しんけい)の発達に欠かせない成分です。また、腸のはたらきを整えたり、 カルシウムの吸収(きゅうしゅう)を助けたりします。
乳しぼう《しぼう分》…牛乳のしぼう分は、乳しぼうといわれます。乳しぼうは、エネルギー源(げん)になるほかに、ビタミンAを吸収しやすくするはたらきもします。
カルシウム…骨や歯をつくるほかに、筋肉(きんにく)を動かしたり、 ばいきんが体の中に入ってきたときにたいじする力を育てたりする、だいじな栄養素です。 特に、骨の細ぼうが古くなってしまわないように、新しい細ぼうをつくり続けるためには、欠かせない栄養素です。
ビタミン…牛乳にふくまれるビタミンは、おもにビタミンAとB2です。ビタミンAは、子どもの発育をうながし、 目を健康にするはたらきをします。ビタミンB2は、子どもの発育に欠かせないものです。

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